2026年5月26日 環境委員会(ソーラーパネル廃棄リサイクル法案)参考人質疑
- 5月29日
- 読了時間: 6分
〇奥田ふみよ君
れいわ新選組の奥田ふみよと申します。
本日は、大変貴重なご意見お聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。

れいわ新選組は、原発の再稼働には反対しています。
原子力には頼らずに、ガスで賄いつつ、地域地域に根差した自然エネルギーへの転換、グリーンニューディールを目指しております。
その点で、この太陽光発電、この巨大、メガソーラーについては様々な懸念を持っており、そして、この太陽光パネルの処理やリサイクルに対しては様々な問題が山積していると考えております。
今回の法案で、条件付きですが、この太陽光パネルの大量廃棄者に対して一定程度リサイクルへ向けた対策が義務付けられたという点においては評価すべきだとは思っておりますが、そこでいくつか先生方にお伺いしたいことがございます。
まずは、市川参考人にお尋ねいたします。
リサイクル処理能力を上げるには、やはり財政支援が必須と考えております。国内のほとんどの地域で処理施設が足りていません。リサイクル設備投資の政府の補助が少ないなどの問題があると考えております。
その検証を明確化しないままこの法整備、法律を成立していいのかどうか、この点についてちょっとお考えをお聞かせください。
〇参考人(市川大悟君)

ありがとうございます。
その研究であったりとか、あれですかね、設備投資に対する費用がどれぐらいか分からないままでこれ支援するというのを法文上に書いているけど、どうなのかということですかね。ありがとうございます。
確かに、今の時点でどれぐらいの費用になるのか、研究のということだと思うんです、はあるかと思います。その点、確かに、ただ、法文上でどれぐらいの予算措置を講じるかとまでは書いていないかと思いますので、そこら辺のさじ加減というのは今後の、なんというんですかね、施行された後にもブレーキというかハンドリングできるんではないかなというふうに考えています。
あと、そもそも研究費用、これリサイクルに財政かかるというふうにおっしゃられるとは思うんですけど、ほかの電源、例えば化石燃料であったり原発しかりですけれども、いろいろなところに研究費用であったりとかというのは出ているかと思うので、これことさらリサイクルだけではないというふうに我々は認識しています。
〇奥田ふみよ君
ありがとうございます。
続きまして、村上参考人にお伺いしたいと思います。
今の現状で、この廃棄や埋立ての処分をする方が安く済むといった点や、またガラスの高度なリサイクルができていないといった点など、太陽光パネルのリサイクルの課題がまだまだ解決できていない状況です。
国がリサイクルコストを負担するということが一定程度やはり必要なのではないかと考えています。そこを、やはり現状、法整備ができていないまま成立していいのかどうか、そこのお考えをちょっとお聞かせください。
〇参考人(村上進亮君)

そこに関しては難しいところかなと思います。先ほど来あるかと思いますが、まず、仮に国が負担するとしても、どの部分を負担するのかという問題もあると思いますし、基本的には受益者負担が原則だと思っていますので、やはり発電して利益を得ている方が一定程度負担することはやむを得ないと思っています。
パネルを造っておられる方も、それで利益を得ている限りにおいては何がしかの責任を果たしていただくことは必要不可欠かなと。
で、それまずどのくらい足りないのかというところの詰めがやはりできていないというのが現実だと思っていますので、まずどの程度負担をかけなければいけないのかということをきちんと調べなければいけない状況にはあると思っています。
他方で、今足下、やはり困っておられる方若干いらっしゃいますので、やはり見切りのように見えているかもしれませんが、やはり何かのシステムをきっちりつくるという意味においては、制度を始めること自体は致し方ないところにいるかなというふうに理解をしております。
〇奥田ふみよ君
ありがとうございます。
続きまして、杉山参考人にお伺いしたいと思います。
お話を伺っていまして、ごみをとにかく出さない、立つ鳥跡を濁さずというその熱い意見、非常に感銘を受けております。
それで、そのリサイクル、この太陽光発電を使用して出たその処分に対してリサイクルに向けた取組、この数値目標を義務付けるなどの取組が今後基本方針で定めるということになっているんですね。
また、その事業者の要件は、今後政令で定めるということにもなっています。さらに、このパネルメーカーや輸入事業者はリサイクルの義務がないんですね。
このような何か様々な不確定要素が多過ぎるということが確実なこのリサイクルに向けての障害になるのではないかというふうに考えているのですが、杉山参考人のお考えはいかがでしょうか。
〇参考人(杉山大志君)

冒頭申し上げましたように、誰が費用負担をするのかが明確でないというのが本法案の私は最大の問題で、これが関係事業者、幅広く言っていますけど、その関係事業者が負担するというこの原則をはっきり明記すべきだと思います。
その上で、リサイクルをどこまで推進するかというのは、私はこれも費用と、まあコストと、あとそのやることで得られるメリットですね、それとの兼ね合いだと思っていまして、あまりにもそのリサイクルの費用がかかるとか、あるいは大量過ぎて現実的ではないということであれば、それは産業廃棄物として処分する部分も出てくるのはやむを得ないと思います。
本当はそうなる前に大量導入しなきゃよかったんですけれども、そこにありますから、これは廃棄と、産廃として廃棄するというのも当然選択肢になると。
で、リサイクルを本当に義務化してその割合を増やすべきかというのも、それは費用との兼ね合いで、リサイクルするといっても、アルミのフレームと銅線を回収して、あとガラスは使い物になるか分からないのがいっぱい出てきて、その他は結局やっぱり産廃になるわけですから、そこはあまりイチゼロでリサイクル絶対視するというふうには私は考えない方がいいかなと思っています。
〇奥田ふみよ君
ありがとうございました。今後の賛否、採決に向けて非常に参考になりました。皆様、ありがとうございました。以上です。