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2026年4月15日 憲法審査会「憲法25条を全国民に保障 政府与党は今ある憲法を守れ!」

  • 7 日前
  • 読了時間: 7分

更新日:17 分前


〈意見表明〉


〇奥田ふみよ君

れいわ新選組、奥田ふみよです。


憲法は、主権者である国民から政府に突き付けた命令。私たち政治家は、それを決して忘れてはいけない。どこかの総理が「国の理想の姿を物語るのは憲法だ」と、たわごとを言っていた。憲法は、理想を語っているのではない。政府に突き付けた命令だ。


なぜか。理由は、憲法ができるきっかけとなった80年前の戦争。外交の大失敗と政府の暴走により戦争を引き起こし、310万人もの国民が殺された。政府は、その行為が「国家犯罪」であることを認め、主権を国民に享受した上で、国民が最高権力者として「おい、政府。二度と私たちの国民の自由を奪うなよ。命を奪うなよ」と叫び、命令を突き付けている。それが憲法。


それなのに、自民党は、立党から70年、「時は来た。国会で議論を進めていこう」と言った。高市総理は憲法の檻に入れられているのにもかかわらず、とんでもない。


つい先月も、日本は憲法に守られたことを忘れるな。イランに、ホルムズ海峡に自衛隊を派遣しなくて済んだのは憲法9条があったから。この国に暮らす国民が殺し合いに巻き込まれずに済んだのも憲法9条があったから。


本当は政府が国民を守らなきゃいけないのに、自民党は、国民を戦争に巻き込もうとした。最高法規の憲法がこの国を守った。憲法9条、永久に戦争を放棄する。


「平和」というのはたくさんの血が流れた上で成り立っているということを、戦争を知らない私たちは今こそかみしめるべきだ。


ここ最近、憲法改正の動きに反対する大規模デモが続いている。ちょうど1週間前の4月8日も、国会前に3万人もの主権者が集まった。何度でも言う。国会議員の皆さん、私たちは憲法に縛られている。私のような新人国会議員でもそれぐらいのことは知っています。


この国に暮らす国民の平和と安定した暮らしをお支えする。これこそが国会議員の務めであり、

憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

全ての国民の前に平等に25条がある。これを実現させるため、私はれいわ新選組の国会議員となった。


今、6.5人に1人が貧困、単身女性2人に1人が貧困、憲法25条違反。65歳以上のお年寄り5人に1人が貧困、憲法25条違反。片親世帯4人に1人が貧困、憲法25条違反。ここまで国民が貧乏にさせられている。政府の愚策により、この国に暮らす国民はとことん疲弊し続けている。


所得の中央値は、この30年間で140万円も下がっている。この国は曲がりなりにもOECD加盟国なのに、先進国なのに、飢え死にする人が急増している。


お金がなくてお米が食べられないから、17歳の女子高生がお米を万引きして逮捕された。刑務所に入りたいがために95円のおにぎりを盗んだお年寄り。「セーフティーネットが刑務所」という地獄が、今の落ちぶれた日本の現実。


憲法25条により、全ての国民の生活を安定させなければいけない。政府・自民党は恥を知れ。今すぐ憲法25条を全国民に保障しろ! 自民党は憲法を触る資格などみじんもない。


他方、この国は、アメリカに次いで第2位の超富裕層国家。純金融資産1億円以上のお金持ちが2023年時点で約165万世帯、全世帯の3%を占める。ここに極端に富が集中している。たった3%の人が富を独占し、あとの国民は置き去り。とんでもない憲法違反だ。国民が諦めてじっとしていても、安定した暮らしや平和は絶対に訪れない。それは歴史が証明している。


憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」

12条は、暴走政府のせいで多くの血を流した先人たちが私たちに与えてくれた生き抜くための知恵であり、財産だ。


「不断の努力をふだんから」憲法に縛られている者たちが憲法を改正するなど、言語道断。憲法は、主権者である国民から政府に突き付けた命令。政治家も国民もそれを絶対に忘れてはいけない。


本日は、奥田事務所を通して72名の主権者が傍聴されています。ほかにもたくさんの主権者が傍聴席で政治家を監視しています。


国会の中で主権者をド真ん中にする気が全くないことを露呈している、まるでお飾りのような少な過ぎる傍聴席を主権者でどんどん埋め尽くし、二度と憲法改正など口にさせぬよう、国会の中で自民党政権を見張り続けていきましょう。終わります。

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〈参考人質疑〉



〇奥田ふみよ君

れいわ新選組、奥田ふみよです。本日はありがとうございます。


合区(※)の憲法に係る問題点は理解しましたが、疑問に思っているのは、この合区が解消したら投票率の低下というのは本当に食い止められるのかどうかという点です。


(※)合区(ごうく)…参議院選挙において「一票の格差」を是正するため、人口の少ない隣接する県をひとつの選挙区に統合する仕組み(鳥取・島根、徳島・高知)。


私は、3年前、参議院の選挙区、そして衆議院の選挙区、そして今回参議院の比例と、3回の選挙に出ました。そこで感じたのは、政治と暮らしが直結しているという国民の意識の希薄さです。自分が主権者であるという意識のない有権者が多いと感じます。最近の選挙では、有権者の半数、50%ぐらいが棄権するということも珍しくないです。


その原因は、合区とは私は別のところにあるのではないかと考えています。私は、主権者教育に変えなければやっぱりならないんじゃないかと思っているんですね、ずっと。自分がこの国の最高権力者であるという意識を主権者ご自身が自ら持つことが最も重要だと考えていますが、先ほど、この点、平井参考人はお答えくださっていたので、この件に関して志摩参考人のご意見をぜひお聞かせください。


〇参考人(志摩恭臣君)

ご質問としましては、合区が解消して本当に投票率が上がるのか、むしろその主権者として別のところに要因があるんではなかろうかというところではございます。


それで、今日資料としてはお持ちはしておりませんけれども、参議院の選挙における合区対象の4県、当然のことながら、衆議院議員選挙、総選挙もしております。参議院議員選挙の投票率と衆議院選挙の投票率、それを比較した場合、もちろん各回、それぞれの名によりますけれども、参議院ほどひどくはないというところで、やはり合区対象4県の投票率の低下自体は、それはやっぱり合区からくるものではなかろうかと私は考えております。


なお、合区4県以外のところも含めて、投票率の低下がどういう原因なのかということは、奥田議員の指摘の部分は首肯し得るところがあると考えています。


〇奥田ふみよ君

ありがとうございます。残りの時間なんですけれども、私、この委員会自体に、何度もこの合区をテーマにされている件について言及させていただきます。


そもそも、れいわ新選組は憲法審査会自体を否定しています。なぜなら、憲法に縛られているはずの政治家たちが、一部の主権者だけに有利に働く法律を作って国民生活を破壊し続けた上に、80年間守られてきた平和憲法まで破壊しようとしているからです。


憲法審査会で一番議論しなきゃいけないのは、今ある憲法を政治家たちが守っているのかという点です。特に、全国民の前にちゃんと平等に憲法25条を保障しているのか、そこを議論や調査すべきではないのでしょうか。


それでももし憲法改正をこの憲法審査会で議論したいのであれば、「自衛隊の明記」や「緊急事態条項」といった全国で改憲反対デモが広がっているその核心の項目こそ議論すべきではないのでしょうか。


憲法審査会でこれまで、今日含めて106回開催されていますが、本日の議題となった自民党の改憲項目の一つ、合区に関しては8回、今回が8回目。


一方、この「自衛隊明記」に関しては1回も議題となっていませんし、もはや否定のしようもなく、自民党が切望している改憲の本丸である「緊急事態条項明記」については参議院の緊急集会をテーマに1回しただけ。


国会の外で今を生きる主権者の危機感や緊張感、国会の中ではそれ一切無視されています。一体これ、誰のための憲法審査会なのかと考えます。


主権者から目をそらすために「国会機能維持条項」と名前を変えたって、主権者たちは見抜いていますからね。今週末も全国中でこの改憲反対デモは開催されますからね。


国民の本当に不安に思っていることからはとことんずらしまくるテーマで、アリバイ作りのような茶番憲法審査会は今すぐやめて、主権者ド真ん中の憲法審査会を今すぐ開催すべきだと申し上げて、発言を終わります。


自民党と維新はですね、特に、今ある憲法を守れ! という思いで最後申し述べさせていただきます。以上です。


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