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2026年4月22日 憲法審査会「自民党そのものが『憲法違反』だと言わざるを得ません」

  • 24 時間前
  • 読了時間: 6分

〇奥田ふみよ君

れいわ新選組、奥田ふみよです。

本日は、貴重なご意見お聞かせいただきまして、ありがとうございました。


上田参考人は、以前、選挙制度に関する専門委員会で「過激なことを申し上げるが」と断った上で「参院、参議院の選挙区は衆議院に委ね、全国比例は参議院で」といった趣旨の発言をされていらっしゃいます。


これは、全国比例という選挙システムが一番小さな声を拾えると考えているれいわ新選組と親和性のあるお考えです。その上田参考人にお伺いします。



合区が生まれた根拠は憲法14条です。この憲法14条で「法の下の平等」の「法」とは、「尊厳を軸にした憲法」を指すと私は理解しています。今自民党は、14条とは違う条文を改正し、合区を解消しようとしています。


それは主権者の立場からすると、「一票の較差の解消」ではなく、これまで13回も最高裁、最高裁判判決を受けたため、自分たちがこれ以上違憲判決を受けないための仕込みではないかとも思えるのですが、上田参考人のお考え、お聞かせください。


〇参考人(上田健介君)

ご質問ありがとうございます。以前の私のものも読んでくださり、ありがとうございます。


私が申し上げた趣旨は、ちょっとふんわりした言い方に引いて申しますと、やはり両議院で一つの国会ですので、両議院でいかにしてうまく国民の声を反映し、それから集約していくかというその観点で、参議院の問題というのは、参議院だけではなくて、やはり衆議院とのセットで考える必要があると。


参考人:上田健介教授(現在、上智大学法学部)
参考人:上田健介教授(現在、上智大学法学部)

例えば、一案として、衆議院は集約を重視すると小選挙区制。参議院は多様な意見を反映。ただし、これは先ほど来申しますように、なかなかぶつかると難しいですので一歩引くということとセットだと思いますが、その代わりに多様な意見を反映する、そういう案として、ちょっと過激ですけれども、そういうようなことということも考えてよいんじゃないかという、そういうご趣旨で申し上げました。


その上で、14条との関係でございますが、これ、またなかなか難しくて、書生談義になってしまうんですけれども、論理的に、あくまで論理的にということなんですけれども、憲法の条文の中で優越の度合いがないというように考えますと、14条があるんですけれども、それと一見矛盾するかもしれないような条文が入るということは、これは論理的にはあり得る。


ただ、もちろんそれが政治的によいのか、あるいは本当に倫理的によいのかというのは、これはまた別途議論をしなければいけない問題だというふうに考えております。以上でございます。


〇奥田ふみよ君

貴重なご意見、本当にありがとうございました。


ところで、先週も言及しましたが、れいわ新選組はこの憲法審査会自体を否定しています。


先ほど松沢成文(まつざわ・しげふみ)議員からもご指摘ありましたが、先週の憲法審査会で私が不適切な発言があったということで、先輩議員の方から注意を受けました。憲法審査会をまるで「アリバイづくりのような茶番憲法審査」と言ったからだそうです。


なぜ「茶番」だったか、理由があります。


私は福岡県の糸島市という漁師町に住んでおり、向かいの家に生活保護を受けているおじいちゃんが住んでいます。本当にお金ないんです。台風で屋根や壁が壊れると、自分でトタンを打ち付けて応急措置をするような大変な生活されています。


生活保護の少ない受給額をやりくりするけれど、物価高で、消費税すら減税されず、本当につらい生活をされている。でも私には自分で釣った魚をくれたりする。私が国会で発言するとき、いつもこのおじいちゃんの顔が目に浮かびます。


だから、せっかく憲法審査会で議論するなら、6.5人に1人を貧困に陥らせて憲法25条違反しているんだから、何より25条、全国民に保障するために徹底議論しなければいけない、そんな思いから「茶番」という言葉になったまでです。



私は、つい最近まで国会の外にいた普通の3人の子どもの母親です。驚きました。憲法審査会の幹事懇談会という場で昼からうな重が出てきた。おじいちゃんの顔が目に浮かんで、私はとてもじゃないけど食べれなかったです。


何十年もやっているベテラン議員さんたちは、昼からうなぎ、うな重食べることに何の躊躇もないでしょう。


そこでその次の憲法審査会ではまた合区の話をしようと決める。今日で9回目。本丸である改憲項目、緊急事態条項を議論せず、お茶を濁す。まるで寝た子を起こすな審査会、これが茶番と言って何が不適切なんでしょう。


国会議員になって8か月、国会のしきたりに毎日驚いています。悲しみに打ちひしがれている日々です。


なぜなら、あまりに国会の外の生身の生活者、庶民の暮らしと懸け離れた空間だからです。国会の中に今を真面目に生きる労働者たちや主権者が全然いない。憲法審査会でうな重を食べながら次回のテーマを決めるという「貴族空間」に私はたたきのめされました。


大先輩の国会議員の皆さん、私は生身の国民の叫びを代弁したまでです。それが「茶番」という言葉なだけなんです。新人議員の言論の自由はないのでしょうか。真実相当性に足る根拠ある説明がなければ、それはただの主観でしかないと思います。


私は、今回の一件、新人議員の言論の自由をベテラン議員の主観で侵害されたと感じています。これは私にとっては憲法違反そのものだと強く抗議いたします。


今日、奥田事務所の紹介だけで185名の傍聴者ご案内しています。それだけ憲法審査会、全国民の注目を集めているんです。何が皆さん気になっているのか。自民党の改憲本丸、緊急事態条項についてでしょう。そして、自衛隊の憲法明記についてでしょう。


座りと立ち見で80名ほどが限界の傍聴席。それ以上は入れ替え制
座りと立ち見で80名ほどが限界の傍聴席。それ以上は入れ替え制

昨日の4月21日のXの投稿で、しれっと報告がありました。

「防衛装備移転三原則とその運用指針改正しました」と、一国の首相が記者会見も開かずに、軽々しく、憲法違反になりかねない投稿をされました。


戦後最悪の暴走の極みではないでしょうか。高市自民党そのものが「憲法違反」だと言わざるを得ません。


主権者は自民党の暴走に対して、不安、恐怖、怒り、様々な思いでこの憲法審査会を監視しています。この憲法審査会が憲法を改正してしまうのではないか。だから、皆さん傍聴に駆け付けるんです。徹底議論しなければいけない、そんな思いから、ごめんなさい、息が荒れた。



野党の役割は与党の暴走を食い止めるためにあるんじゃないでしょうか。そのためにどんな議論を闘わせているか、今日ここに来ていらっしゃる主権者たちは自分たちの目と耳で監視をしにいらっしゃっているんです。


4月19日は、国会前で3万6千人、全国で170か国以上、デモが行われたそうです。前回は130か所、たった1週間で40か所も増えています。皆さんご存じでしょう。国会の外でも憲法改正を止めようとしている。


そして、国会の中でも憲法改正を止めようと、政治を知る権利の下、今日は185名の方が傍聴という名の「見張り」に来ていらっしゃる。主権者のための傍聴席なのに、座席数全く足りませんよ。80人でもういっぱいなんですから。主権者の知る権利、これ侵害していませんか。今すぐ主権者のための傍聴席を増やしていただきたい。


最後になりますが、自民党と維新はとにかく憲法を守れ。そして野党は全国民の平和を守るために暴走政治と真っ向から真剣に言論で闘え。


そして、主権者の皆さん、ますます傍聴席を埋め尽くして、国会議員たちをしっかり憲法で縛るために歯止めをかけてください。終わりにいたします。

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